ブログ小説 幻想の魚の秘密 あらすじ
個展と連動したSF猫物語を更新しています。アメブロで更新している作品を、こちらのブログで同時更新する事になりました。よろしくお願いいたします。
2013年の春より、突然、思い付きのように、亀の歩みのように始まった物語、2014年と2015年に、東京.高円寺.猫の額さんでの個展で、イラスト作品を発表開始、様々な現象やシンクロを巻き込みながら、綴られています。
最近、読み始めた方々へ、この物語の、簡単なあらすじと流れを説明させて頂きます。物語開始から現在までの流れを凝縮しています。
では、お楽しみ下さい。
《幻想の魚の秘密.これまでのあらすじ》
(2013年春から~2014年夏まで)
猫達が住む惑星 カンタスカラーナ
カンタスカラーナ.ダーニャ歴1255年(地球歴 西暦2013年の春)
カンタスカラーナのエネルギー供給システム[イクサフィーゴ]が突然停止、回りは真っ暗、猫達はパニックに陥りました。停止と同時に、東西南北にあった、分配エネルギー供給システム[ミニイクサフィーゴ]達、四基の姿が、忽然と消えてしまったのです。
猫達が、パニックに陥る中、一人の科学者猫 猫沢空(ねこさわくう)博士が名乗りを上げ、助手であるマシン猫Σ-41とΣS-8を引き連れ、ミニイクサフィーゴ回収と、原因追究調査へとテラへと向かいます。
カンタスカラーナと地球は、謎のワームホールと繋がっている為、何万光年と離れている星であっても、すみやかに移動出来る為、彼等は、ワームホールを潜りテラに降り立ちました。
テラに辿り着いた 猫沢博士は、調査を始めます。早速砂漠の真ん中で、ミニイクサフィーゴを一基発見し、カンタスカラーナに持ち帰りました。
猫沢博士は、ミニイクサフィーゴに付着した、岩の塊のような物質に気がつきます。不審に思い、イクサフィーゴを管理する、友猫の猫伊彪之助の元に分析依頼をすると驚いた事に、カンタスカラーナで過去、猫達を恐怖に追い込んだ恐ろしい物質が検出されたのです。
その物質は[ストーンブロック 通称 漬物石]生物の脳神経や臓器等に蓄積し狂わせる恐ろしい物質。テラでは、このストーンブロック(漬物石)が、星いっぱいに、生物はおろか大気や土壌に蔓延している事を知るのです。その現象が、カンタスカラーナに影響を及ぼし、イクサフィーゴを停止させてしまったのです。
猫沢博士は再びテラに、テラビト達を徹底調査開始しました。そこで一人目のサンプルとコンタクトを取ります。サンプル1号(作者)は、大量のストーンブロック(漬物石)に侵食された影響なのか、毎日、体の不調に堪えながら生きていました。
慢性疲労
肩凝り
頭痛
冷え症
口内炎
逆流性食道炎…
その他のありとあらゆる不調を抱えていました。サンプル1号の回りには、不自然な製法で造られた[簡単 便利 速い]と評判の得体の知れない物質達…猫沢博士には、食べ物としての認識ができません。科学薬品の塊にしか見えないのです。
猫沢博士は、これらの物質達が発する、異質で奇妙な周波数に疑問が沸き起こります。分析をかけると、ストーンブロック(漬物石)を生み出す周波数を持っていました。
猫沢博士は、ストーンブロック(漬物石)を除去する為、サンプル1号に、身の回りの物質を見直す事を薦めます。
ところが、すっかり衰え劣化してしまったサンプル1号の脳神経は、猫沢博士の言う事をうまく理解出来ません。出来ないどころか「そんな事にこだわり始めたら、何も食べる物がなくなる、使えなくなるし不便になる、無理、仕方ない!」と、正当化して屁理屈をこねる始末。
猫沢博士は、ストーンブロック(漬物石)に侵されたサンプル1号に手を焼きます。
すると、大きな衝撃が、サンプル1号の身に襲いかかります。今までの生活のままでは、いずれ、本来のテラビトとしての機能を失い、抜け殻同然になる事を暗示するような出来事…。
そして、正気を取り戻した、サンプル1号は、ストーンブロック(漬物石)の原因追究の情報収集の旅に出ます。そして、様々な実態を知る事になります…。
サンプル1号が、ようやく動き出した事に安心した猫沢博士は、再びカンタスカラーナに帰り、猫伊彪之助博士達に、調査報告をします。同時に、昔、カンタスカラーナで、ストーンブロック(漬物石)除去に活躍したナノマシン[コルソー]を基礎にし、新たに猫伊彪之助博士が、開発した[カルカン]をテラに持ち込みます。
小さな赤いマシン[カルカン]は、テラに飛び立ちました。
それから、しばらくすると、突然、猫沢博士は、カンタスカラーナに呼び戻されます。ダーニャ歴1256年(地球西暦2014年)の春の出来事です。そこに待っていたのは、盛大なお誕生日パーティー、お祝いに駆け付けた猫達から祝福のメッセージと、テラ調査の労いの言葉を浴びます。
そして、猫沢博士の調査に共感し協力をと駆け付け選ばれた13人の派遣調査員達と出会います。
二次会会場の[サイエンスカフェ虚空庭園]では、古くからの友猫の画家のネコンサさんから、不思議な依頼を受けます。
「夢に出て来たテラビト達を捜して欲しい」と、スケッチを受け取りました。
猫沢博士達は、13人の猫達を引き連れてテラに向かいます。
テラで到着すると早速調査を開始。地形や気候や生物等、猫沢博士が調査したデータを元に、猫達は調査していました。
2014年の8月、サンプル1号(作者)が作品発表として選んだ地に向かいます。それは、個展と言う形を借りた、テラビト調査、新たなテラビトサンプル達と、コンタクトを取る為の臨時基地。
初調査を終えた猫達は、サンプル1号の自宅庭に停泊し、再び調査を続けているのです。
[幻想の魚の秘密 あらすじ.おしまい]
次回は、現在、更新しています[星を繋ぐ猫達]のあらすじを綴ります。
(※このブログでは、ブログ小説【猫沢さん作品[幻想の魚の秘密]】架空のSF物語を展開中です。
物語と共に、登場猫達の紹介や、作者と猫達との交流を中心に発表しています。
そんな楽しい猫の星の世界観第二弾を、今年も東京.高円寺[猫の額]さんでの個展にて発表。2015年6月5日~17日に開催いたしました(^O^)
来年の6月も、幻想の魚の秘密.第三弾を展示決定しました!既に準備は始まっています。お楽しみです。
猫沢さん作品の挿絵のポストカードは[猫の額]さんでも購入出来ますよ(^O^)
※この猫物語は、私の好きなミュージシャン平沢進氏の楽曲をBGMに流しながら浮かんだインスピレーションを元に綴り上げる実験的SF物語制作の一環です)
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本編は、こちらのブログを御覧ください
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